スマレジはIT導入補助金の対象?どれくらい安くなる?
スマレジはIT導入補助金の対象になるのか、ならないのかについて説明していきます。なるとしたら最大どのくらいの補助率で、どのくらい安くなるのでしょうか?業務効率化を目指すならチェックしておきましょう!


補助金・助成金を専門とする行政書士として、補助金申請サポート実績300社以上を有する。 慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社での経験を積んだ後、栃木県・兵庫県に行政書士事務所を開業。『事業再構築補助金』、『ものづくり補助金』、『IT導入補助金』をはじめ、地方自治体を含む幅広いジャンルの補助金に精通。リモートを中心に全国の事業者の補助金申請サポートを行っている。
スマレジって何?
出典:スマレジはIT導入補助金が使えます
スマレジとは、株式会社スマレジが提供する、iPadやiPhoneを使った便利なレジシステムです。社名としても表されることがあります。正式には株式会社スマレジといい、主にクラウド型のPOSレジシステム(Point of Sale System)を提供しています。
スマレジは、小売店や飲食店向けに、売上の管理や在庫管理、顧客管理などを簡単に行うためのソフトウェアやハードウェアを提供しているのです。
また、スマレジはIT導入補助金を活用して、POSシステムや周辺機器(iPad、レシートプリンター、キャッシュドロアなど)を導入する支援も行っています。
最近のレジは多機能化が進み、従来にはなかった一元管理機能が搭載されるようになっています。従来のレジにはなかった機能が搭載され、レジひとつだけで一元管理が可能です。
スマレジがあれば、アプリを使って簡単にレジ業務ができ、売上や顧客の情報も管理できます。iPadかiPhoneさえあれば、無料で使える機能もあります。
さらに進化した機能を使いたければ、お金を払ってアップグレードすることも可能です。スマレジのPOSシステムがあれば、商品やお金のデータや流れを管理できるでしょう。スマレジを導入すれば、売上やデータの分析、勤怠管理まで効率的にできるはず。
スマレジを使うには、iPadやiPhoneが必須になるものの、専用の高い機械を買う必要はありません。多くの決済方法は、クレジットカードやQRコードなどに対応しています。
スマレジを使えば、手軽に無人レジやデータ分析ができるのです。スマレジなら、下記のような多くのメリットが期待できるでしょう。
- 導入コストを下げられる
- 効率的に店舗運営ができる
- スタッフの無人化や非接触にも対応可能
- 小規模なお店でも大きなお店でも対応できる
- さまざまな業種(飲食店、小売店など)に対応可能
一方で、デメリットも挙げられます。
- 使いこなすには少し慣れを要する
- iPadやiPhoneがなければ始められない
- 無料プランでは使える機能が制限されている
このように、スマレジは便利で効率的なツールですが、最初は少し慣れが必要です。ですが、導入すれば店舗運営がとても楽になるので、多くの店舗が導入しています。
参考:ITツール詳細
IT導入補助金でスマレジを導入できる?
出典:POSレジとは?機能と導入メリット、費用や業種別の選び方も解説
スマレジはIT導入補助金の対象に入ります。スマレジをお店に導入したいなら、補助金を使って費用の一部を軽減できます。
ただし、スマレジのすべてのプランが補助金の対象になるわけではありません。スマレジを補助金で導入する場合、プレミアムプラスプラン以上のプランが対象です。一番安いプランでは補助金が適用されない可能性があるので、注意しておきましょう。
どのくらい補助金がもらえるの?
IT導入補助金では、導入費用の最大3/4が補助される場合があります。
仮に、スマレジの導入に100万円かかるとしましょう。この場合、補助金を活用すると、最大75万円が補助される可能性があります。つまり、お店の実質的負担額は25万円で済むということです。
もちろん、補助金の金額は申請内容や条件によって異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
スマレジを店舗に導入すれば、管理がラクになり、業務全体の効率が上がります。昨今は働き方改革や物価高騰など、さまざまな影響を受けて補助金を利用する企業が今まで以上に増えています。
IT導入補助金も、とても人気が高い補助金制度です。スマレジについても、IT導入補助金を利用して導入が可能です。IT導入補助金で申請できるITツールは対象のものと、対象外のものとがありますが、スマレジは対象に入っています。
参考:IT導入補助金「通常枠」について
IT導入補助金制度とは
IT導入補助金制度とは、企業が自社の課題に応じたITツールを導入する際に、その費用の一部を政府が支援する制度のことです。特に中小企業や小規模事業者を対象にしており、導入にかかる費用の最大で1/2または3/4を補助してもらえます。
IT導入補助金を活用すれば、企業はスマレジなどの便利な最新ITツールを導入し、業務の効率化や生産性向上を実現できるでしょう。
IT導入補助金の申請にあたっては、IT導入支援事業者のサポートを受けなくてはいけません。単独で申請を行うことはできないので気を付けましょう。
また、誰であっても無条件で補助金を受け取ることができるわけではないので、注意してください。事前に手続きが必要です。
もっといえば、IT導入補助金を利用するにあたっては、事務局に登録されたIT導入支援事業者との連携が欠かせません。支援事業者が提供してくれるITツールやサービスが、補助金の対象となるからです。支援事業者が提供しているITツールから選ぶことで、企業は公式に認定されたツールのみを導入でき、その購入代金の一部をIT導入補助金でカバーしてもらえます。
スマレジはIT導入支援事業者として登録済
スマレジは、IT導入支援事業者として正式に登録されています。スマレジが提供するサービスやプラン、周辺機器が、IT導入補助金の対象に入るからです。そのため、企業はスマレジのサポートを受けながら、IT導入補助金を活用してさまざまなITツールを導入できるでしょう。
たとえば、スマレジが提供しているレジセットやその周辺機器などのITツールを、IT導入補助金を使って導入できます。つまり、スマレジが提供する製品やサービスが、IT導入補助金の対象であるという意味です。
ただし、補助金を活用してスマレジを導入できるという表現は、少し誤解しやすい点にご注意を。補助金を使ってスマレジのサポートやITツールを導入することは可能です。
とはいうものの、IT導入補助金が適用されるのは、スマレジが提供する具体的なITツール(レジセットや有料プラン)などの購入をしたときです。ここでポイントになるのは、補助金の目的に沿った内容でなければいけない点です。
補助金の目的は、ITツールを活用して業務の生産性を上げることです。単に便利だからといった理由でITツールを導入しても、残念ながら補助金の対象にはなりません。補助金を受けるためには、導入するツールが生産性向上に直接役立つものでなければなりません。
スマレジのIT導入補助金利用法 レジセット+有料プラン
たとえば、スマレジでIT導入補助金を活用するためには、レジセットの購入と有料プランの利用がセットで必要です。この組み合わせにより、レジセットも補助金の対象となるからです。スマレジの有料プランに加入すれば、さらに多くの機能を利用でき、業務の効率化が期待できるでしょう。
どのくらい安くなる?
スマレジで利用できるIT導入補助金の例を紹介します。IT導入補助金を活用することで、いかにコストを抑えられるかみていきましょう!
【レジセットの場合】
- 価格…約20万円
- 内容…iPad、レシートプリンター、キャッシュドロア、バーコードスキャナー、カスタマーディスプレイなど。
【リテールビジネスプランの場合】
価格…約37万円(2年間の利用料)
スマレジの最上位プラン(15,400円/月)を2年間利用するためにかかる費用です。合計で約57万円の導入コストが発生しますが、IT導入補助金を活用すれば、最終的な支払額は約19万円に下がります。これによって企業は大きな費用負担を軽減し、スマレジのITツールを効果的に導入できるでしょう。
参考:IT導入支援事業者とは
スマレジを導入したいならIT導入補助金で活用!
スマレジをまだ導入していない店舗オーナーの方たちは、スマレジの利便性や機能を十分に理解しておいてください。スマレジは、商品の販売状況、金額、数量などの詳細情報をリアルタイムで管理でき、店舗の運営効率を大幅に向上させてくれる役立つツールです。
IT導入補助金の対象となるのは、ITツール本体だけでなく、関連するアプリやサポート料金も含まれます。必要なサポートが手厚く用意されているため、セットアップの際に不安を感じる企業や、忙しい店舗でもスムーズに導入を進めやすくなるでしょう。
たとえば、ITツールに登録されたアプリを追加したり、導入サポートの料金も補助金の対象です。そのため、導入時のセットアップはスムーズになるでしょう。結果的に、時間的コストを減らし、業務により一層集中できます。
ここでは、スマレジを導入することで得られる多くのメリットや、スマレジ導入で必要になってくる関連機器、導入後の運営への影響について、詳しく解説していきます。
スマレジを導入したほうがいい理由は?
スマレジをまだ導入していないなら、導入することをおすすめします。その理由は主に3つ。
自動集計によって業務が効率的になるから
POSレジの最大の魅力といえば、売上情報をリアルタイムで自動的に集計できることです。従来は手作業で集計していましたが、それではどうしても計算ミスが起こりやすいでしょう。
そこで、スマレジを導入すれば、商品が売れるたびにデータが自動的に瞬時に記録されます。事務作業が大幅に効率化され、スタッフの手間を減らせるでしょう。業務の効率化はもちろん、経営戦略に役立つ正確なデータも入手できるため、迅速な意思決定にもつながります。
会計ミスを防げるから
スマレジは、商品情報や金額を事前にシステムに設定することにより、手作業での計算ミスを防ぐことが可能です。商品バーコードをスキャンするだけで価格が自動的に計算されます。これによって、支払い手続きが素早くできます。
特に混雑時における会計スピードが速くなり、顧客の待ち時間を減少させ、店舗全体の流れがスムーズになるでしょう。
データ分析によるビジネス強化ができるから
スマレジのデータ分析機能を活用すれば、売上データや顧客の購買履歴をもとに、店舗運営をさらに強化できます。
たとえば、POSレジを通して特定の商品が売れる時間帯やリピーターの傾向を把握できるでしょう。このデータを生かして、売れ筋商品を強化し、顧客層に合った新商品を開発することが可能です。データに基づいて効果的な戦略ができるのは、うれしいはず。結果的に業績アップにつながるでしょう。
スマレジ導入に必要な機器には何がある?
スマレジを導入する際には、必要な機器がいくつかあり、それらを揃えなければなりません。スマレジを導入するには、複数の機器を揃える必要があります。
そもそもスマレジには、
- ターミナル型
- PC・タブレット型
の2種類があり、どちらを選ぶかによって必要な機器が異なってきます。PC・タブレット型POSレジを導入する際は、下記の機器が必要です。
■PC・タブレット端末
出典:店舗の運営管理を助ける強い味方!クラウド型POS『スマレジ』を知っていますか?
スマレジを操作するための中心的な機器で、会計処理や商品登録、売上データの管理などをしてくれます。タブレット型POSは、機器の価格が安価で、コンパクトで操作性も良いため、導入しやすいでしょう。
また、クラウドベースのスマレジなら、ネット環境があればどこでもデータの更新や同期が可能です。
キャッシュドロア
現金での支払いを受けるための機器です。レシートプリンターやPC・タブレットと連動して自動で開閉できる機能があります。キャッシュドロアは現金の管理を簡素化し、効率的な運営を支援してくれます。
レシートプリンター
お客さんに渡すレシートを印刷するための機器です。スマレジと連動して、購入明細や支払い金額を迅速に印刷できます。モバイル型のコンパクトなレシートプリンターもあり、移動販売や屋外イベントなどに便利です。
バーコードスキャナー
商品情報を迅速かつ正確に入力するための機器で、バーコードを読み取ることで自動的に価格が入力されます。これによって手作業での入力ミスが減り、会計処理が迅速になるはずです。
カスタマーディスプレイ
出典:スマレジ セルフレジ導入 - 会計事務所と中小企業のDXを支援する
顧客が会計内容を確認できるディスプレイです。商品名や価格、合計金額などが表示され、顧客と透明性のあるコミュニケーションが取れます。広告やプロモーションを表示する機能を持つディスプレイもあります。
キャッシュレス決済用端末
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応できる端末です。近年はキャッシュレス決済が増えており、支払い方法が多様化しています。POSレジを導入するなら不可欠といえる端末といえるでしょう。
現金だけでなく、キャッシュレス決済にも対応することで顧客の幅広い支払いニーズに応えられ、利便性が高まります。スマレジのように、多くの決済方法を一括管理できる端末もあります。
Wi-Fi
スマレジはクラウドベースで運用されることが多いため、安定したインターネット接続が必須です。Wi-Fi環境を整えましょう。レジ周りもスッキリし、配線の煩わしさを解消できます。
IT導入補助金を利用する時はここに注意!
IT導入補助金にはいくつかの注意点があります。
まず、指定された支援事業者から認定されたツールのみが対象となる点に注意してください。ですから、ITツールの選び方には慎重になりましょう。
ITツールが補助金の目的に合致していることを、証明する必要があります。単に便利なツールを求めるのではなく、業務の生産性向上に貢献するという具体的な根拠が必要です。
さらに、IT導入補助金には、デジタル化基盤導入枠やセキュリティ対策推進枠など、さまざまな枠が設けられていることにも留意してください。
たとえば、デジタル化基盤導入枠ではインボイス制度に対応した取引のデジタル化が求められるでしょう。セキュリティ対策推進枠では、サイバー攻撃やコンピュータ事故のリスク低減が条件です。
参考:IT導入補助金
IT導入補助金の申請の流れとは?
IT導入補助金の申請には、正直少し手間がかかってしまいます。それでも、IT導入支援事業者のサポートを受けながら進めることが可能です。以下に、申請の基本的な流れを紹介します。
事前相談やプラン作成
IT導入補助金を利用するためには、どのITツールを導入するのか、そしてどのように補助金を活用するのかを決めましょう。この段階では、IT導入支援事業者と相談し、導入するツールやサービスを決めてください。
申請書類を準備する
申請を行うためには、必要な書類を準備する必要があります。書類の準備は、IT導入支援事業者のサポートを受けながらスムーズに進められます。
必要書類には、導入予定のITツールやサービスに関する詳細や、企業の状況に関する情報などが含まれます。
申請書類を提出する
書類が準備できたら、申請書を提出しましょう。申請はオンラインで行うのが一般的です。
審査・交付決定
申請書を提出したら、審査に入ります。審査に通れば、IT導入補助金が交付されることが決定します。ですが、決定しただけであり、この時点ではまだ支払いはされません。
交付決定後、実際に導入するITツールやサービスの購入手続きを進めます。審査結果が出る前に購入しないように気を付けてください。
ITツールを導入する
交付決定後、実際にスマレジなどのITツールを導入しましょう。導入後は、業務の効率化や生産性向上が期待できるはずです。
おわりに
スマレジは、店舗運営の効率化や業務の迅速化に大きな効果をもたらすITツールといえます。自動集計機能により事務作業が軽減され、会計ミスの防止や処理速度の向上が図れるでしょう。
また、スマレジのデータ分析機能を活用することで、店舗運営の最適化や売上向上も期待できます。
導入に際しては、必要な機器を整え、ネットワーク環境を整備することをおすすめします。スマレジは単なるレジの役割を超えて、経営戦略のサポートをしてくれる強力なツールとなるはずです。事業の規模や業態に応じて最適なスマレジを選び、効率的で効果的な店舗運営を実現してください。
スマレジを導入すれば、レジ業務がスムーズになり、店舗運営の負担も軽減できます。IT導入補助金を活用し、お得にスマレジを導入して、効率的な店舗経営を目指しましょう!
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監修者からのワンポイントアドバイス
IT導入補助金はIT導入支援事業者と共同で申請を行う補助金です。スマレジは業務効率化に繋がるものであり、導入のメリットは大きいです。導入に係るプランなどについてはIT導入補助金の対象となるものかどうか確認の上申請されると良いでしょう。

